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zoom RSS セドナメソッド9

<<   作成日時 : 2010/08/30 22:06   >>

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こんにちは。今日はセドナメソッドの第9回目です。今日は、セドナメソッドがうまくいかない場合について考えてみたいと思います。最初に私の経験を書いておきます。私は、最初は「人生を変える一番シンプルな方法」の英語版を手に入れてやってみて、うまくいった感じがなくて、セドナメソッドのオーディオプログラムをやってみて、それでもうまくいった感じがなくて、次に、ラリー・クレインのアバンダンス・コース(豊かさのコース)など3つのオーディオコースをやってみて、それでもうまくいった感じがありませんでした。解放で効果があったという体験談は巧妙な誇大広告ではないかと思ったこともあります。ヘイル・ドゥオスキンの会社に苦情のメールを送ったこともあります(返事はなし)。こういう四苦八苦の時期がたぶん1年以上ありました。他に取り組むものもなかった(後がなかった)という事情もありますが、なぜかあきらめることができず、アメリカに行って本当に効果があるかどうか見極めてこようと決意し、ラリー・クレインの7日間のファイナル・リトリートに行って、その5日目ぐらいに初めて、解放の強力な効果を実感しました。しかし、後で振り返ってみれば、それ以前に、解放の効果は出ていたのだと思います。アメリカの7日間のセミナーに行くというのは私のような普通のサラリーマンでは通常できないことなのですが、なぜか、人事異動によって、私は、ほとんど自由に休みがとれる部署に移りました。後から思えば、これは解放の効果だったのかもしれません。

 一般論として、セドナメソッドがうまくいかない場合にどうしたらいいでしょうか。解放をしている最中にうまくいかないと感じられる場合には、いくつかの対応があります。

 1つ目は、今抱えている問題に直接取り組むのではなく、部屋の壁のシミのような抵抗感を感じるもの(変えたいと思うもの)を見つけて、解放します。こういう小さなものから解放していって、いわばエネルギー状態を高くしたところで、より大きな問題に取り組みます。
 2つ目は、207ページの6つのステップの5つ目を行うことです。つまり、行き詰まった感じがあれば、行き詰まりを変えたい気持ちを手放します。あるいは、解放したい気持ちを手放します。
 3つ目は、第3章の9つの感情の下から順番に解放していきます。感情のレベルがだんだん上がってくるはずです。
 4つ目は、無理に手放すのではなく、その苦しい状態と一緒にいることです。つらい気持ちを無条件に感じてみます。1日解放しない日を作ってもいいかもしれません(セドナメソッドを作ったヴァージニア・ロイドがそういう話をしていました)。
 5つ目は、解放ができているかどうかは気にせず、目標、好き嫌い、利点と不都合のエクササイズを地道に行うことです。

 より長期的な問題として、何ヶ月もうまくいかない場合にはどうしたらいいでしょうか。ある解放のインストラクターが言っていたことですが、「手放せますか?」という問いなどで解放を行えば、必ず解放はされているが、人間のエゴ(思考)は、その事実を否定したがるのだそうです。なぜなら、エゴは、解放が嫌いだからです。したがって、手放せていないとか、効果がないという内なる声が聞こえてきても、その声に屈しないことが重要になります。以上に加えて、私が思ったことは以下のとおりです。

 1つ目は、あまりあれこれと工夫しないで、基本に忠実に行うことです。私の場合、解放についていろいろ調べまくって、「手放せますか」という質問を別の言葉に変えたり、インターネットの情報に従っていろいろなイメージを作ったりしましたが、うまくいきませんでした。イメージなどが素直に浮かぶ場合はともかく、そうでなければ、手放すか、認めるかという原則に忠実な方がいいように思います。レスター・レベンソンの言葉を借りれば、Keep it simple, sweetheart(KISS)ということになります。
 2つ目は、できれば、誰かとペアになったり、グループを作ることです。1人でやるよりも、誰かに質問してもらった方が解放はうまくいきやすいです。
 3つ目は、このシリーズの1回目にも触れましたが、収穫ノートを作って、ひんぱんに書き込んでいくことです。人間のエゴは、何か前進があっても、それを当たり前のものとして退けます。したがって、自分に起きたポジティブな出来事はすぐに書き込まないと忘れ去られ、不満ばかりが残ることになります。そうならないようにするために、収穫があれば、どんなに小さなものでも書き込んでいき、物事がうまくいかない時などに、読み返してみます。
 4つ目は、第3章の9つの感情の状態のどこに自分がいるか頻繁にチェックすることです。ある解放のインストラクターによれば、人間の感情には、いわば、感情の本拠地ともいうべき中心的な感情があるそうです。たとえば、ある人の感情の本拠地が悲しみだったとして、解放をやり続けることによって、その本拠地が怒りに移ったとすれば、感情の階段を3段階上昇したことになりますが、本人は、怒りのあまり、進歩に気づかないことがあります。9つの感情のどこに自分がいるかをチェックすることは、進歩の有無を測るバロメーターになります。
 5つ目は、とにかく続けてみるということです。解放の効果を実感できなかったにも関わらず私が続けたひとつの理由は、どこかで、これはやめてはいけないというメッセージが聞こえているような気がしたからでした。アメリカのセミナーに行ったときに、ブラジルから来た人に、私がその話をしたら、彼も同じようなことを話してくれました。彼は、1年以上効果が感じられなかったそうですが、やめるなという声が聞こえたような気がしたと言っていました。今では、そのブラジル人は熱狂的に解放に取り組んでいます。正確に言えば、私の場合、効果が感じられなかった間でも、ほんの少しですが、感情が変わったことがわかったり、外の景色がいつもよりも美しく見えたりといった小さな変化はありました。そうした小さな変化を大切にするのもいいのかもしれません。

 インターネットなどで、セドナメソッドを絶賛している人の多くは、ヒーリングなどを既にやっていて、感情に敏感な人が多いように思います。おそらくこういう人は、解放の効果を感じやすいのではないでしょうか。逆に、ヒーリングなどになじみのない人だと、すぐには効果が感じられないのかもしれません。しかし、解放を本当に必要としているのは、むしろ、解放の効果をすぐに感じられない人なのではないかと思います。データがあるわけでもないし、確信もないのですが、何となくそういう気がします。

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。
いつも参考にさせていただいています。
どこに書き込んだらよいかわからないのでここに
書かせていただいたのですが、本を読んでいると、
解放の種類(感情・抵抗・欲求など)によって
「いつ?」の質問で終わったり「〜を手放せますか?」で終わったりしているのですが、これは意図的にそうしているのか「〜を手放せますか?」で
終わっている質問は「手放しますか?」「いつ?」を
単に翻訳上省略しているだけなのか、よくわかりません。
ちなみに、例えば「この状況を変えたい気持ちを手放せますか?」と質問した場合は「はい」と答えれば、それで解放できているのでしょうか?
わかりづらい質問で申し訳ありません。
いろは
2010/12/31 12:19
いろはさん

解放の種類によって、質問を変えているわけではないです。

解放を始めたばかりの頃は、解放がしにくいので、「手放せますか?」「手放しますか?」「いつ」という3つの質問を使いますが、だんだん慣れてくると、後の2つの質問をする必要がなくなって、「手放せますか?」だけで十分になります。

ただ、一回「手放せますか?」と自問するだけだと全部手放せないことも多いので、その場合は、「手放せますか?もっと?もっと?もっと?もっと?」と何回か繰り返すことが多いです。

要は、自分に一番合っていそうなやり方でいいです。これでなければいけないというものはありません。
Yoichi
2010/12/31 17:59
Yoichiさん、お答えいただきありがとうございました。
目に見えないことなので、解放の原理がわからないと(わかろうとしたらいけないのでしょうが)不安になったり迷ったりしてしまいます。
でも、お答えがいただけたおかげで前進できます。
いろは
2011/01/01 12:08
はじめまして。
セドナメソッドを知人に教えてもらい、コツコツと実践しているものです。
このブログは、繰り返し読ませてもらい、参考にさせていただいています。
どうもありがとうございます。

少しお聞きしたいのですが、
私は非常に抑圧が強いです。
何年も前は、ネガティブな感情がわいてわいて困って(その時にセドナメソッドを知っていれば良かったですが)、これではしんどくてたまらないと無理矢理感情を我慢するようになりました。

そうすると、感情はそんなに感じなくなったのですが、肩が凝ったり背中が凝ったり、体がガチガチになってしまいました。

今、セドナメソッドをしながら、現在何を感じているか、また当時の激情を思い出そうとしても、奥深くに潜ってしまったようで、なかなか感じることが出来ません。

しかし体は緊張状態でつらくてたまりません。
リラックス法もいろいろ試しましたが、あまり効果はありません。

このような状態に、何か良いアプローチの仕方がありましたら、ご教授いただけないでしょうか。

突然にすみません。
rarchan
2011/11/29 17:46
raachanさん

こんにちは。

一般論として言うと、抑圧した感情は、解放されるタイミングが来れば、感情の方が勝手に浮かび上がってくるので、無理に自分から感じようとする必要はありません。セドナメソッドにせよ、他の感情に向き合う手法にせよ、今ここにある感情(あるいは感覚)を受け止めることが一番重要なポイントになります。

感情を感じられない場合、その麻痺したような感覚もまた、セドナメソッドでは感情の一つ(無気力)として扱われ、その感覚も解放できます。多くの場合、麻痺した感覚を解放すれば、もっと激しい感情が浮かび上がってくると思います。解放の仕方としては、「手放せますか?」でもいいのですが、その麻痺した感覚に意識を向けて、その感覚と一緒にいるというのでもいいように思います。

それと、効果が感じられなくてもいいので、欲求の解放(目標や利得・不都合など)をずっとやっていると、関係のないところ(体の緊張の緩和など)で効果が出てくることがあります。セドナメソッドでは、感情の解放よりも欲求の解放を重視しているので、感情が感じられないのであれば、欲求の解放に重点を置いてもいいと思います。

2010年11月18日付けのこのブログで、「感情と一緒にいること」というのがあります。それも参考にしてください。
Yoichi
2011/11/30 23:37
Yoichiさん、お忙しい中、お答えいただきましてありがとうございます。

感じれない感情を無理に感じようとしなくてもよいのですね。タイミングが来れば浮かび上がって来る..
無感覚な感じもまた感情...とても納得しました。

実は、ご紹介して下さった「感情と一緒にいること」という記事は、何度も読ませていただいていて、「シフトする」という感覚とは...?とずっと思っていました。自分でも感情と一緒に...と試してみたりしたのですが、どうも抵抗の方が強いようです。
まずは、この麻痺した感覚に意識を向けてみようと思います。

また、欲求の解放もコツコツやってゆこうと思います。

的確なアドバイスをいただいて、本当にどうもありがとうございました。
心から感謝します。


rarchan
2011/12/01 23:11
お礼

yoichiさん、去年には、アドバイスをいただいてどうもありがとうございました。

あれから、ずっとではないですが、メリット・デメリットをしていました。

あるとき、「感じないこと」のメリット・デメリットと、「感じてはいけない」という信念をケイティのワークでしてみたら、憑き物が落ちたように楽になりました。

しばらくしたら元に戻りましたが、以来、苦しくなると、メリット・デメリットとケイティのワークを組み合わせてするようにしています。不思議とすっとします。

「感覚と一緒にいること」は正直、今だに苦手で、「手放せますか」のメソッドもピンと来ないです。

こんな私に、書く解放をアドバイスいただいて、本当にどうもありがとうございました。
とりあえず、お礼だけお伝えしたくて、記入させていただきました。

また、いつ何時か、質問させていただくことがあるかもわかりませんが、よろしかったら、また、どうぞよろしくお願いします。
rarchan
2012/07/22 17:25
rarchanさん

うまくいって良かったです。

感情と一緒にいるというのは、悲しいときはただ悲しむ、怒っているときはただ怒る、但し、見世物ではないので、人のいないところでそうするといったところでしょうか。テクニックというよりは、態度の問題です。感情に居場所を作ってあげるという感じかもしれません。
Yoichi
2012/07/22 23:25
yoichiさん、どうもありがとうございます。

「居場所を作ってあげる」という表現に、そうなのか!と思いました。
今まで、感情と一緒にいるつもりが、対抗していたような気がします。全然、違うことをしていたような感じがします。

引き続き、試みていこうと思います。

本当にどうもありがとうございます。
rarchan
2012/07/24 00:19

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