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<<   作成日時 : 2010/08/31 22:57   >>

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こんにちは。今回でセドナメソッドの10回目になります。今回でこのメソッドについて触れるのはいったん終わりにしようと思います。今回は、セドナメソッドを行うことによって何を期待できるかについて触れたいと思います。まず、私の体験から触れたいと思います。

 私の場合、セドナメソッド(正確にはリリース・テクニックですが)が本当に効果があるかどうかを知るために、ラリー・クレインの7日間のセミナーに行き、その際にこのメソッドにほとんど中毒のようにはまってしまい、結局、リリース・テクニックの7日間のセミナーに4度、3日間のセミナーに1度行きました。その後、ジニー・フィッツシモンズがオリジナルのセドナメソッドを教えるという話を知って、ジニーの4日間のセミナーに行きました。ただ、それ以降は、解放のセミナーには行っていません。
 最初に、解放の強力な効果を実感した頃、これを続ければ、何でも実現できるのではないか、自分は究極的な自由を手に入れて、もはやネガティブな感情は一切感じなくなるのではないかと思ったこともありました。そう思って、1日に何時間も解放したこともありました。ただ、解放していくうちに、また、何度もセミナーに出るうちに、解放によって完璧な自由が手に入るというのはどうも現実的ではないことがわかってきました。私はヘイル・ドゥオスキンには会ったことはありませんが、私が会ったことのあるラリー・クレインもジニー・フィッツシモンズも、完璧な自由に達した人ではありませんでした。
 
 セドナメソッドの意義は、完璧な自由を達成する(悟りを開く?)ためのものというよりは、むしろ、生きやすくなることにあるのではないかという気がします。1日の4/5は不幸な気持ちでいた人が、解放によって、1日の4/5は幸福な気持ちでいられるようになったとか、引きこもっていた人が、セドナメソッドを続けていくうちに、自然と外出できるようになったとか、自分の子供が好きになれなかった人が、セドナメソッドを行うことによって、子供に深い愛情を感じられるようになったとか、そんな感じです。
 特に、私がセドナメソッドに期待しているのは、うつ病の代替療法など、最新の心理療法としての役割です。セドナメソッドのホームページでは、このメソッドが、うつ病、摂食障害、全般性不安障害、社会不安障害、強迫性障害になっている人に有効だとあると謳っています。これが本当であるという証拠を私は持っているわけではないですが、私自身の経験や、セミナーなどで会った人々から聞いた話だと、この宣伝は偽りではないような気がします。もちろん、どんな心理療法(あるいは薬物療法)でも、万人に効果があるわけではありません。今最も話題になっている心理療法である認知療法でも、それでうつ病が治るのは5割ぐらいです。セドナメソッドも万人に効果はないかもしれませんが、5割の人々に効果があることが証明されれば、それは、立派な心理療法として認められます。セドナメソッドは、コストの高い1対1のカウンセリング形式だけでなく、オーディオプログラムやセミナー、更には(ちょっと難しい場合もありますが)本だけでも習得することが可能なので、既存の心理療法に比べてはるかに低いコストで効果を上げることができる可能性があります。

 私の手元に、精神科医の岩波明氏の書いた「うつ病−まだ語られていない真実」ちくま新書という本があります。この本の序章では、文豪であるアーネスト・ヘミングウエイとその家族のことが取り上げられています。この本によれば、ヘミングウエイは猟銃で自殺し、更に、彼の父や妹、弟、そして、孫娘で女優だったマーゴ・ヘミングウエイも自殺しています。こうした事実を踏まえ、この本では、「ヘミングウエイのうつ病は家族性のものだった」「ヘミングウエイ家には濃厚なうつ病の負因が、まるで死の刻印のように記されていたことは確かである」と書かれています。
 この本には書かれていないのですが、ヘミングウエイ家にはもうひとつのエピソードがあります。マーゴ・ヘミングウエイには、マリエル・ヘミングウエイという妹がいました。マリエルは、自己嫌悪に悩まされ、6分に1度は自分を責めていました。ところが、彼女はセドナメソッドに出会い、その結果、自分を責めるのが6ヶ月に1度になり、自分に優しくなり、友人に対するように自分自身に語りかけるようになったのです。つまり、マリエルは、ヘミングウエイ家の「死の刻印」から抜け出したのでした。このエピソードは、Marci Shimoffという人が書いた「Happy for No reason」という本に出てきます(この本は、「脳にいいことだけをやりなさい」という名前で三笠書房から邦訳が出ていますが、残念ながら日本語版ではこの部分は割愛されています)。
 
 この例でも示唆されるように、私は、セドナメソッドが自殺予防として有効であり、更には、ドメスティックバイオレンスや傷害事件などの犯罪の防止などにも有効なのではないかと思っています。というのは、これらは、絶望感や怒りといったネガティブな感情に翻弄されることによって起きるからであり、セドナメソッドはこうした感情を手放すことを可能にするからです。

 残念ながら、私の以上のような考えは現在のところほとんど理解されることはありませんが、セドナメソッドを習得する人が増えるにつれて、こうした考えが共有されるようになり、更には、セドナメソッドを本当に必要とする人々がこのメソッドを習得する機会が与えられる時が来ることを願っています。

 これで、セドナメソッドについての記述はひとまず終わりたいと思います。次回はバイロン・ケイティのワークについて取り上げるつもりです。 

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
初めまして。

最近amazonのレビューからセドナメソッドに
出会いましたが、あまり大きな効果が出ずちょっと
凹んでいました。
でも体験談を読ませて頂いて、私もあきらめずに
続けてみようと思えました。
ありがとうございました!
とり☆
2010/09/02 04:35
とり☆さん

読んでもらってありがとうございます。

効果が出ていないと感じられても、実際には水面下では効果があって、単にそれを感じられない場合もけっこうあるようです。うまくいくといいですね。

Yoichi
2010/09/02 22:43
mixiではいつもお世話になっております。ブログ拝見しました。
自分でしっくりこなかった部分がかなり解消されました!
本とこちらのブログを読み返して、解放を続けて生きたいと思います。
ひかる
2010/09/04 00:19
ひかるさん

読んでいただき、ありがとうございます。本を1回読むだけでなく、何回も繰り返すと、効果が実感されると思います。

Yoichi
2010/09/06 22:08
Yoichiさま、はじめまして。
セドナメソッドについて調べていて、このブログを知りました。全部の記事を拝見しました。
現在アメリカに住んでいて、たまたま近くの場所でリリーステクニックの3日間コースがこの週末に行なわれていたので参加しました。
高額なので迷いましたが、とにかく試してみようと思い飛び込んだわけですが、受講後の感想はというと、戸惑っているというのが正直なところです。
感情を開放するテクニック自体はいいものだと感じましたが、25枚の1ドルを使用するエクササイズなどはなんだかドン引きしてしまいました。
1人1人とじっと見つめ合うワードなど、正直、新興宗教みたいな雰囲気についていけず、私だけちょっと浮いていたような気がします。こうした感想もネガティブな感情としてリリースした方がいいのでしょうか、、、、?
リリースのテクニックは今後も自分自身で続けようと思いましたが、セミナーやリトリートは正直もういいかな、と思ってしまいました。
すみません、否定的な感想ですがコメントさせていただきました。
リルケ
2010/09/21 06:50
訂正:
「1人1人とじっと見つめ合うワード」
「1人1人とじっと見つめ合うワーク」の間違いです。
リルケ
2010/09/21 06:52
リルケさん

コメントありがとうございます。

私もリルケさんと同じ気持ちはあります。私の場合は、リトリートに数回出た後で、進歩が感じられなくなってきたこと、他にやりたいことが見つかったこと、関連商品の宣伝がやり過ぎの感があること、レスター・レベンソン教みたいな感じがあることといった事情で、リリーステクニックのセミナーには行かなくなりました。

ただ、セドナメソッド/リリーステクニックの心理療法的側面は今でも高く評価しているので、宗教じみたところは切り離して、うつや不安を克服するためのテクニック的な側面を強調する形で、このメソッドを日本で普及させていくのは望ましいと今でも思っています。

セミナーに出る必要はないと思うのですが、Abundance Courseを何回か繰り返してやるのは意味があると思います。こちらはレスター・レベンソン礼賛の部分を除けばあまり新興宗教っぽくないです。

それと、Jeannie FitzsimmonsというHaleからもLarryからも独立したインストラクターがいますが、彼女のreleasingの教え方は新興宗教っぽくないです。
Yoichi
2010/09/24 00:01
Yoichiさん、お返事ありがとうございます。Jeannie Fitzsimmonsという人についても教えてくださり、ありがとうございます。調べてみたいと思います。

今回3日間コースに参加してみてもうひとつ感じたことですが、誰かとペアになってワークをする場合に、私はどうも自分自身に集中できなくなってしまいがちだということです。相手に質問をされて、自分自身の気持ちを探る場合に、あまり長い間をあけると相手の方に悪いとか、そんなことをつい考えてしまい、適当に答えてしまうということが何回かありました。こうした気持ちはまさにw/aなのでしょうが、相手がいるとなかなか気を使う癖が抜けないというか、集中できないような気がしました。

そんなこともあって、しばらくは自分自身で本やCD(e-bayで中古のものを見つけ手に入れました)を使用し続けてみようかなと思っています。どちらにしても今回大枚をはたいてしまったので、すぐにまたコースを受講するというわけにはいかないというのもありますし。

したがいまして、今後もこちらのブログを参考にしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
リルケ
2010/09/25 16:42

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セドナメソッド10 感情と向き合う/BIGLOBEウェブリブログ
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