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zoom RSS 震災後の心のケアについて

<<   作成日時 : 2011/03/28 23:26  

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 震災から半月が経ち、人々の心のケアが大きな課題になっています。被災した人々に限らず、今は日本中で多くの人々が心のケアを必要としているのかもしれません。私は、心の専門家ではありませんが、自分自身がうつ病になったことがあり、うつ病を完全に治癒させるために、薬物療法や認知療法といった西洋医学的なアプローチから諸外国における代替医療的なものまで、様々な取り組みを自ら体験してきました。以下では、そうした経験から、震災後の心のケアに効果的に活用できそうな手法について、紹介していきたいと思います。

 1つ目は、バイロン・ケイティのワークと呼ばれるものです。長期に及ぶうつ病で苦しんでいたバイロン・ケイティというアメリカ人女性が、偶然発見した手法です。このワークでは、人間の苦しみ(憂うつ・不安・怒りなど)が真実でない思考から生じているという発想の下で、そうした思考を検証することによって、苦しみを取り除いていきます。うつ病などの代表的な治療法として、認知行動療法というものがあり、このワークは、認知行動療法に似ていますが、認知行動療法よりもシンプルにできていて、数十人に一度に教えることが可能であり、また、本で独学で学ぶことも可能です。このワークの本は、現在は、水島広子先生が翻訳された『探すのをやめたとき愛は見つかる―人生を美しく変える四つの質問』(創元社刊)だけですが、2011年4月には、ケイティの最初の著作である『ザ・ワーク』という本がダイヤモンド社から出版される予定です。日本では、ティム・マクリーンさんという在日米国人(日本語はぺらぺらです)が、セミナーなどで、このワークを教えています。

 2つ目は、セドナメソッドと呼ばれるものです。このメソッドは、1970年代のアメリカで、レスター・レヴェンソンとヴァージニア・ロイドによって開発されました。不安や怒りなどの感情が、「その感情を手放せますか?」という質問だけで手放せるということを、このメソッドは明らかにしました。セドナメソッドを行ったことがない人には信じられない話でしょうが、本当の話です。セドナメソッドは、『人生を変える一番シンプルな方法』(主婦の友社刊)というタイトルで日本語訳が出版されています。この本だけでセドナメソッドを習得することがある程度は可能で、実際、本だけで習得した人も多くいます。ただ、本だけで習得できない人も多いようで、現在は、安藤理さんという方が、個人レッスンを電話で行ったり、時々、セミナーを開いているようです。アメリカでは、CDで教えるコースもあり、こちらの方が本で取り組むよりもはるかに効果的で、日本でも同様になることが期待されます。

 3つ目は、トラウマ・リリーシング・エクササイズ(trauma releasing exercise)と呼ばれるものです。これは、体に蓄積されたトラウマを、いくつかの体操によって解放していくものです。トラウマを解放するために、筋肉の震えを利用します。人は、筋肉を使うと震えることがありますが、この震えを意識的に生み出すことによって、トラウマを解放していきます。この体操は、百人以上に同時に教えることが可能で、また、DVDや本によって習得することも可能ですが、残念ながら、現在は英語版の教材しかありません。英語版であれば、Amazon.comで、購入可能です。また、20ページほどのパンフレットも販売されています。日本語版を作ろうとすれば、短期間で対応可能なように思います。

 4つ目は、ブレイン・ステート・テクノロジーズ(BST)と呼ばれるものです。これは、脳波を計測して、主として、右脳と左脳のそれぞれの脳波を音に変えて、その人に聞かせると、脳自身が、右脳と左脳の活動状況を把握し、左右のバランスを実現しようとするというものです。この技術を開発したリー・ガーデスという人は、暴漢に襲われてPTSDになり、そのPTSDを治すためにあれこれ試したあげく、この技術を開発しました。ブレイン・ステート・テクノロジーズは、上記の3つのメソッドと違って、一度に多くの人々に対応することはできません。しかし、ブレイン・ステート・テクノロジーズを施術することができるようになるためには、3週間のトレーニングを受ければ済み、基本的にはコンピューターが処理するので、相当の時間がかかるセラピストの養成と違って、ブレイン・ステート・テクノロジーズのトレーナーを短期間で大量に養成することが可能というメリットがあります。日本では、既に何人かがブレイン・ステート・テクノロジーを開業しています。英語ですが、日本で開業している人のリストがあります。

 以上の4つの手法のうち、ブレイン・ステート・テクノロジーズ以外の3つは、既に述べたとおり、多数の人々に同時に教えることが可能であり、また、NHK教育テレビなどで教えることもできます。時には、誰かが助けてくれる方がうまくいきますが、やろうと思えば、希望者に電話やスカイプなどを使ってお手伝いすることが可能です。

 以上の4つは、いずれも、心の問題に向き合うための手法ですが、それぞれの手法は著しく異なっています。このため、どれかを試してみて、それがうまくいかなければ、別のものを試すという形で、順番に行っていくことが可能です。また、心の病気だと自分では思っていない人でも、自ら体験することで、効果を実感することができます。従って、たとえば、被災地で活動している自衛隊や警察の人々がストレス軽減のために使ったり、精神科医や臨床心理士などのセラピストが心の疲労を蓄積するのを予防したりすることにも使うことができます。

 残念ながら、これらの4つの手法は、いずれも、その効果についての厳密な医学的統計学的な検証が行われたわけではありません。本来であれば、そうした検証を行ってから、多くの人々に用いてもらうようにすべきでしょうが、これらのいずれについても、特段の副作用があるようには思えず、また、現在は非常事態であると思うので、あえて紹介することにしました。

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コメント(29件)

内 容 ニックネーム/日時
セドナメソッドで調べましたらここに辿り着きましたので少し質問させて下さい。
セドナでは〜したい(願望)は不足と捉えるみたいですが
世の中では変えたい→意思の強さ、努力する事によって本当に変えてしまう人がいます。プラス思考系の自己啓発本でもそのように書かれている本もあります。
このような人にはセドナは効果がない?それともそもそもそういう人には不必要なんでしょうか?
又欲求の解放で私の場合〜をしたい⇔したくない
障害を乗り越えたい⇔乗り越えれない、取り除きたい⇔取り除けないという感情、又傷つきたくない、怖い
不安⇔安全という感情強くある時があります。その時に本では前者では制御、このブログでは思い通りにしたい。後者では安全でいたいと質問するようになっていますが、制御、安全と感覚で分類できていれば、乗り越えたい、取り除きたい、怖い、傷つきたくないとそのままの言葉で質問してよいのでしょうか?
(私の場合そのままの方が質問しやすかったりします)それとも本、このサイトに書かれているように制御、思い通りにしたい、安全という言葉を使った方がよいのでしょうか?すみませんが宜しくお願いします
BLUE SKY
2011/05/04 00:34
BLUE SKYさん

コメントありがとうございます。

「変えたい」という気持ちを抱いている人の意識の底に、「変えることができない」という思いがあれば、不足であり、「変えることができる」という思いがあれば、実現可能ということなのではないかと思います。「変えたい」という表面的な言葉では決まってこないように思います。「変えたい」という気持ちを抱いたときにストレスを感じれば前者、ストレスを感じないようであれば後者であることが多いように思います。

セドナメソッドをどういう人が必要としているかについては、一番必要としているのは、人生でつらい思いをしている人や、何らかの困難を抱えている人だと私は思っています。ただ、やりたい人はやるし、やりたくない人はやらないということで、結局は本人が決める話で、周囲が強いる話ではないように思います。

セドナメソッドでは、欲求は5つに分けられるとしていますが(制御、承認、安全、分離、一体)、これらの5つの欲求は、それぞれが感覚として別のものであり(慣れればわかります)、それぞれの欲求にどのような名称を付けるかは重要ではありません。安全でいたいという感覚を認識して解放することが重要なのであって、それをどう呼ぶかは重要ではありません。安全欲求でも、守りたい気持ちでも、安全でいたい気持ちでも、生き残りたい欲求でも、名称は何でもいいです。
Yoichi
2011/05/04 11:04
Yoichi様
連休中にもかかわらずコメントしていてくださりありがとうございます。結局は本人が決める話で、周囲が強いる話ではないように思います。本当その通りですね。私もセドナを始めたばかりで(個人的にはまだ大きな成果はありませんが、今までプラス思考系、引き寄せ系の本ばかり読んできてセドナを読んでコペルニクス的発想で考え方が変わりつつあり、肩の力が抜けた感じがします。只友人には機会があればそれとなく勧めることにします。
欲求の解放の名称には特に決まりはないんですね。
腑におちました。
セドナメソッドはシンプルなのに奥が深いですね。
私英語ができないので海外に受講できませんが、せめてCDでの自宅学習キットの翻訳版が出てくれればと思っています。このサイトでバイロンワークも知る事が
できました。タイミング良く最近新刊がでたので買いました。この度はありがとうございました
BLUE SKY
2011/05/04 18:45
以前にアドバイス頂きありがとうございます
あれからコツコツ続けていました。
ですが少し行き詰ったものですから申し訳ありませんがアドバイスをいただけませんか?
最初の9つの感情の中で恐怖の感情が根強いんですが
11章を試しても上手くいきません。
恐怖の感情が強い場合ですと、その感情と一緒にいる(認める)ようとしても、逆にその恐怖に飲み込まれそうになり足がすくんだり、その恐怖を克服(取り除きたい)欲求と逃げ出したい欲求がぶつかり閉塞感、
葛藤で心がいっぱいになったりします。
もう一つが巷の自己啓発本ですとよくプラス思考の重要性が説かれています。(自己宣言、イメージ訓練)等が推奨されていますがセドナでは解放することによって自然とプラスにシフトとあります。
この辺がまだ自分で実感としてありません。
それでプラス思考をしたい(なりたい)というのも解放の対象となるのでしょうか?。私の場合、恐怖と〜しなければいけない(抵抗)がとても強く、心をプラスに持っていかなければ(又は前向きに考えよう)、恐怖を解放しなければ(解放しよう)という感情まででてきて心が左右に綱引き状態になることがおおいです。長文になりわかりづらいかとおもいますがすみませんがアドバイスをお願い致します
BLUE SKY
2011/06/11 20:59
BLUE SKYさん、こんにちは。

セドナメソッドを使うのであれば、恐怖を感じることの好き嫌い(第8章)、利点と不都合(第9章)のエクササイズをやります。何度もやるのがいいと思います。同様に、恐怖心がなくなることの好き嫌いと利点と不都合もやったらいいと思います。

それと、恐怖を感じたときには、その恐怖に、何度も、yesと言います。一時的に状況が悪くなるかもしれませんが、それでも、yesと言い続けます。

抵抗やプラス思考も同様で、抵抗することの好き嫌い、利点と不都合、プラス思考をすることの好き嫌い、利点と不都合のエクササイズをします。

それと、恐怖感の背後には何らかのネガティブな思考がありますので(「私は失業する」といったもの)、そういう思考の真偽を検証するという方法もあります。最近、バイロン・ケイティの「ザ・ワーク」という本がダイヤモンド社から出版されましたが、このワークが役に立ちます。
Yoichi
2011/06/12 12:08
yoichi様
素早いコメントありがとうございます
好き、嫌い、利点不都合の恐怖なくなる事、プラス思考をしないという逆からの方法は盲点でした。
本当に申し訳ないんですが、もう一つ疑問がありましてセドナをやっていると時より自分の心の中から無理に解放する対象の感情を探してしまいます。
マイナスの感情に無意識にフォーカスしてしまいます。巷の自己啓発本にはよくプラスにフォーカスする重要性がとかれいます、又マイナスの感情にフォーカスしてもその事が現実化すると書かれていて少しその事がきになってしまいます。セドナ本では常時解放が推奨されていますしこの辺はどのように解釈すればよいのでしょうか?お忙しい中すみませんが宜しくお願い致します。
BLUE SKY
2011/06/13 23:41
BLUE SKYさん

 マイナスの感情は心の奥底に実際にあるわけですから、それを無視して、プラスの感情だけに意識を向けても、マイナスの感情は抑圧されているだけで、自分の中に居続けることになります。
 自分の中にマイナスの感情がいるのであれば、その感情に意識的にフォーカスして、その感情を手放すか、その感情と一緒にいるのが望ましいように思います。常時解放というのは、自分自身が今現在どのような感情を抱いているかを頻繁にチェックして、それがネガティブなものであっても、その感情と向き合うことであるように思います。マイナスの感情と向き合うと、その感情は現実化するのではなく、逆に力を失うように思います。
 100%の確信はありませんが、私は以上のように思っています。
Yoichi
2011/06/14 22:41
yoichi様
この度はお手数をおかけしました。
ありがとうございました。
ワークも購入しました。
残っている感情に向き合う事で良いとのことで安心しました。セドナは外国のメソッドなのにどことなく仏教の空に通ずるものがあるように感じます。
(宗教に特に詳しいわけではありませんが)
あせらずにコツコツと解放していきます。
この度はありがとうございました
BLUE SKY
2011/06/16 21:23
セドナメソッドで検索して辿りつきました。
宜しくお願い致します。
実は某掲示板で書かれていた事で私も同じように疑問があります。セドナは書かれている事は単純?なんですがそれ故に色々ネット等で書かれていてよくメソッドが掴めません。最初の質問が英語ではWelcomeらしいのですが直訳すると歓迎する、翻訳では認める、色々情報を見てみると、Yoiche様やネットだど味わう、とか感じきると書かれていたり又本、ネット情報だと鉛筆を握っているようなもの、感情を観察する、主たる自分と分離するかんじ。と書かれていたり二つの相反するような事が書かれています。実際には同じ事を意図しているのかもしれませんがこの辺の理解が出来ずにいます。
味わう、感じ切るだと感情と同一化する感じともとれるし、鉛筆を握る、客観視するとその感情が自分の中にあるなと認識する形になったり、どうすれば良いのか。
私の場合怒りなんですが味わう、感じきると立場になると本当に怒ってしまっています。これは味わうというか感情に飲み込まれてる?かんじ。家の中で一人で迷惑をかけることはないのですが、独り言で相手に攻撃してしまっています。感じる≠実際に怒るのではない事はわかっていますが色々やっているうちに訳がわからなくなってきました。もう何年も前の話で二度と会うことはないであろう人なのに時より思いだされてこまってしまいます。抽象的な事な感覚的な事で表現するのは難しいとは思いますが宜しくお願い致します
セドナ白帯
2011/11/30 23:34
セドナ白帯さん

こんにちは。

本当に怒ってかまいません。感情に飲み込まれてください。感じる=実際に怒るです。怒りを人にぶつけないで、自分で感じるだけであれば全く問題ありません。昔の人のことで怒りを感じるのであれば、その怒りを感じてください。本当に怒ってください。体がぶるぶる震えたら、震えるままにしてください。

但し、怒りを何かや誰かにぶつけるのはダメです。ただ、自分で感じることが重要です。

数分か数日かわかりませんが、こうやってただ怒りを感じ続けるうちに、「解放」の意味が分かると思います。
Yoichi
2011/12/01 00:14
Yoiche様
ありがとうございます。
感情に飲み込まれる形でいいんですね。
正直意外でした。
仕事の事でもお尋ねしたいのですが、
仕事が正直嫌で辞めたくしょうがないのですが、
精神的にも肉体適にも疲れて仕事したくないというのが常に頭にうごめいている状態なんですが、(ある意味したくない感情を常にかんじている状態)仕事やめたい、したくない気持ちも集中的にかんじればその先には楽になるものなのでしょうか?
度々申し訳ありませんがよろしくお願い致します。
セドナ白帯
2011/12/02 00:21
セドナ白帯さん

すぐに楽になるかどうかはわかりませんが、したくない感情があれば、それをひたすら感じてみるのがいいと思います。

仕事については、セドナメソッドの好き嫌いのエクササイズ、利点と不都合のエクササイズも試してください。好き嫌いであれば、「あなたは今の仕事の何が好きですか?」「あなたは今の仕事の何が嫌いですか?」について、3つの欲求を解放します。利点と不都合であれば、「あなたにとって、今の仕事を続けることのメリットは何ですか?」「あなたにとって、今の仕事を続けることのデメリットは何ですか?」について、3つの欲求を解放します。詳しいやり方はセドナメソッドの本に出ています。このブログでも解説していますので、参考にしてください。
Yoichi
2011/12/02 20:26
Yoichi様
何度もありがとうございます。
好き、嫌い。利点、不都合今まで手間がかかり今までほとんどやっていませんでした。
時間をかけてやってみます。
ありがとうございました。
セドナ白帯
2011/12/02 21:20
初めまして。
とても興味深くブログを拝読しました。

セミナーにも是非参加させて頂きたいのですが、次回の開催予定はあるのでしょうか?

宜しくお願いします。
よしの
2011/12/21 07:00
よしの様

御連絡ありがとうございます。

以前はセドナメソッドの勉強会を開いていたのですが、参加者が十分に集まらなかったことなどから、今は開催しておらず、次回の開催予定はありません。

興味を持っていただいたのに、申し訳ないです。
Yoichi
2011/12/21 22:30
yoichi様
セドナ検索して辿り着きました。
宜しくお願い致します
幾つか質問させて下さい
1 どうも無意識の内に私空想癖といいますか脳内のおしゃべりが酷い時があるのですが、(自分の都合よい世界にどっぷりはまってしまっているのですが、家で気がつけば独り言を言ってしまっている事もあったり)これはセドナの無気力の状態らしいのですがこれはどのように解放したらよいのでしょうか?
2 セドナをしているとどうも過去の思い出が蘇って
しまうときがあり、些細な事、例えば子供時に喧嘩
などしたときの罪悪感、自己処罰欲求、相手に申し訳
ない、謝罪したい気持ちが激しく昇ってくるときがあります。忘れていたような記憶が蘇ってきます。
自己処罰、申し訳ない気持ちで一杯になったりします
3 体についての解放なんですが例えば病気、怪我をしたときにもちろん適切な治療をした上でその痛みについて解放すればよいのでしょうか?
痛みを受け入れる、病気をうけいれる、(表現がおーばーかもしれませんが、癌などの重病な場合)
病気に負けてより酷くなったり、痛みを受け入れることで余計に痛みが増す事になったりしないのでしょうか?
長々と書いてすみませんが過去に色々自己啓発を試してみてその中でセドナがyoici様が書かれていましたように止めてはいけないというような私にも心の声が訴えているようなきがするので質問させて頂きました。
宜しくお願い致します。
藤の棚
2012/04/26 20:45
藤の棚さん

こんにちは。

 まず1ですが、脳内のおしゃべりをコントロールしたり減らそうとするとかえって増幅します。おしゃべりしていることに気付いたら、それを観察するというか、ただ眺めることが大切です。セドナメソッドを使うのであれば、脳内のおしゃべりを一文づつ紙に書き出して、その一文が制御欲求か承認欲求か安全欲求のどれから来ているかを自問し、その欲求を解放します。これを繰り返します。

 2ですが、ネガティブな感情がでてきたら、その感情(特に身体感覚)と一緒にいます。まずは数分間やってみてください。たとえば、罪悪感を感じたらその罪悪感と一緒にいます。その感情を否定せず、ただ一緒にいます。できれば個室でやったほうがいいでしょう。

 3ですが、「痛みを受け入れる」というより「痛みと一緒にいる」「痛みをただ感じる」という言い方の方がいいように思います。「受け入れる」とまで言うと嘘っぽくなるので。痛みと一緒にいることによって痛みが悪化することはないと思います。ただし、意識が痛みに向かうので、一時的に痛みが強くなると感じられることはあるかもしれません。これは悪いことではないです。病気や怪我について治療するのが先かどうかは私にはよくわかりません。セドナメソッドを使うとすれば、治療することの利得と不都合について、解放して、答えが自分の中から出てくるのを待ちます。
Yoichi
2012/04/26 21:27
Yoichi様
素早く、明確、詳細に回答を頂いてありがとうございます。脳内のおしゃべり客観的に観察できる事もあるのですが、ついついおしゃべりにのみこまれてしまうこともあるので紙に書いて解放してみます。
どうも自分を客観的にみるにはまだまだ未熟みていでしてyoichi様が上の方の質問に答えていらっしゃるように感情に飲み込まれるてもよいみたいなので、一人でその感情=自分みたいな感じでただ一緒にいようと思います。又意識が痛みに向くのが悪い事ではないとのこのとで安心しました。突然の質問にも回答頂き誠にありがとうございます。
藤の棚
2012/04/27 00:52
Yoichi様
バイロン・ケイティ・ワークを調べているうちにこのサイトにたどり着きました。ご自身の体験・研究と冷静なコメントなど、貴重な情報を提供してくださり、ありがとうございます。

この記事で紹介されている、トラウマ・リリーシング・エクササイズについても日本語訳された本が出ていたので試してみようと思います。

さて、Yoichi様は、うつを克服されたとのこと。
その克服された際の方法について教えていただけませんでしょうか。まだ、サイトを詳細には読めていないので、既にどこかに書かれていたら申し訳ありませんが、その箇所を教えていただければと思います。

ちなみに、セドナメソッドは、以前本を読んだのですが、うまく行かずにそれ以来行なっておりません。
バイロン・ケイティ・ワークは、先の週末からはじめ、多少なりとも効果を感じているのですが、少しずつ始めているためか、日々の仕事にしっかりと集中できるようにはなっていない状態です。
また、TREについては、昨日本が届いたところなので、今週末にも試してみようかと考えております(仕事は、もう少しするとなくなる予定なのですが、、今のところは夜遅くまでかかってしまっているので、平日はすぐはじめるのは難しそうです)。必要なものであれば、少しは理解できると思うので英語版のビデオの購入も考えております。

正社員ではないので、なんとか早く普通に働けるようになりたいと考えております。お忙しいところ恐縮ですが、アドバイスいただけましたら幸いです。
Fuji
2012/05/17 09:07
Fujiさん

こんにちは。

私自身のうつの体験ですが、最初は抗うつ薬を使って症状はだいぶ良くなりました。ただ、うつの再発を防止したいという気持ちがあって、いろいろと試し、セドナメソッドをマスターしたときに、これで大丈夫という感覚を得ました。

バイロン・ケイティのワークは、うつに有効な治療法である認知療法とやり方が似ている上に、認知療法よりも簡単なので、試す価値があると思います。ティモシー・マクリーンさん(日本語はぺらぺらです)が、時々、電話を使って、無料でワークを行う手伝いをしているので、経験してみたらいいと思います。インターネットで調べてください。

ワークを自分でやるのであれば、たとえば、「私は仕事に集中しなければならない」という思考について、ワークをやってみたらどうでしょうか。

あと、セドナメソッドについて、感情を手放すのが難しければ、むしろ、憂うつでも怒りでも不安でも、その感情と一緒にいるようにしたらいいと思います。私のブログに「感情と一緒にいること」というテーマで書いていますので、参考にしてください。

あとは、できる範囲でいいので、自分に優しくすることと、あせらない、ということでしょうか。人生というのは、結局のところ、生きていれば最後は何とかなるということのような気がします。
Yoichi
2012/05/17 21:26
Yoichi様
おはようございます。

丁寧なご回答をいただき、ありがとうございます。

ティモシーさんのスカイプのセッションは、スカイプで申し込んでみたのですが承認されないようなので自分で本を読みながら行なっていこうと思います。
「私は仕事に集中しなければならない」は、週末にもためしてみようと思います。

セドナメソッドも、部屋に埋もれている本を探し再度試してみます。

> あとは、できる範囲でいいので、自分に優しくすることと、あせらない、ということでしょうか。人生というのは、結局のところ、生きていれば最後は何とかなるということのような気がします。

あたたかなお声がけ、ありがとうございます。
とても励みになりました。
Fuji
2012/05/18 05:40
初めましてyoiche様よろしくお願いいたします
すみませんが幾つか疑問がありましてアドバイスがほしくてコメントさせていただきました。
1 当初はセドナがうまくいっていたようなきがするのですが段々と頭の中でやるようになったしまい。うまく解放
ができなくなったいるような気がします。元々理屈で考える癖があるので余計そうなのかもしれまんが、コツみたいなものがあれば教えて頂けませんか?
2 本によると解放イメージとか書かれていますが、私の場合認めすか?の所で息を吸い込み今で吐き出すとなんとなく解放したような感じになるのですが、これ単に深呼吸
効果なのかそれとも解放されているのか?よくわかりません、やり方としては合っているのでしょうか?
3 yoiche様は海外のセミナに参加されて体得されたそうですが、本でやるのとは大分内容がちがったものなのでしょうか?ラリー氏、ヘイル氏、と内容が違うのでしょうか?
当方英語ができないのでお聞きしたかったのです。
長々と書いてしまいましたが、申し訳ありませんが助言を
お願い致します。
ニーナ
2013/03/20 17:28
ニーナさん

こんにちは。

1.ですが、コツはあまりなくて、基本に忠実に行うということだと思います。強いて言えば、今ある感情を感じてみて、「その気持ちを手放せますか?」と自分に優しく問いかけてください。無理にYesという必要はないです。問いを発すれば自然に解放されます。

2.ですが、たぶん解放されていると思います。解放する前と後で少しでも感情が違っていれば(たとえば、不安が怒りに変わるなど)、解放されています。

3.セドナメソッドは、感情の解放と欲求の解放がありますが、欲求の解放のやり方は2人ともほとんど同じですが、感情の解放のやり方は相当違います。ラリーは、感情を感じた時にお腹か胸のあたりに生じる締め付けられるような感覚に意識を向けて、そこにチューブを差し込んで、エネルギーが噴き出すようなイメージを使います。頭をあまり使わないようにするためです。本でやるかセミナーでやるかの違いというよりも、誰かとペアになってやるかどうかでかなり効果は違います。少なくとも最初のうちは、誰かから「手放せますか?」と質問してもらった方が効果を実感しやすいです。セミナーではペアで解放する場合がほとんどなので、効果が感じやすくなります。

ここから先は個人的意見ですが、感情の解放ばかりしようとすると、いつもポジティブな感情でいようとして向きになって、かえっておかしくなると思います。3つの欲求を解放する、特に、利得と不都合、好き嫌いのエクササイズを3つの欲求を解放しながら行う方が効果的なように思います。
Yoichi
2013/03/20 22:56
yoiche様丁寧に回答をして頂き本当にありがとうございました。利益、不利益、好き嫌いのエクササイズ試してみます。このまま続けていこうかと思います。ありがとうございました
ニーナ
2013/03/21 22:33
Yoichi様初めまして

数年前よりここのサイトを知り行き詰った時や
ヒントがほしい時などに何度も読ませていただいており
とても助かっております。

本当に行き詰っておりアドバイスがいただきたく
コメントさせていただきました。
私は感情の沈みが激しく沈むとわりと長い期間
もんもんとした状態になってしまします。
5年ほど前、セドナメソッドに出会い、本を購入しました。その時もこの状態から抜け出したく本当につらい時に数日〜1週間ほど解放し少しでも楽になったら面倒くさくて全くやらなくなるの繰り返しでした。
その沈んだ状態ではなくなった時などは本当に解放など
数年間やってなかったかと思います。
そしてここ1.2年前ほどからまた解放を徐々に始めたのですが、(本当の自由になりたい気持ちが強くなったのと、また沈む状態がくるのが怖くて)またどんどん気分が落ちていき、ここ数か月は習慣になるほど解放をしているのですが、まったく状態も思考も執着も取れず変わらず解放自体に疑いを持ってしまうときもあり、きついです。
解放自体は認めるときや手放すときなど一瞬から少しの間軽くなったり気持ちがスーとするのでうまくいっていると思うのですが、その分思考さえも1mmも変わらないことに解放もつらくなってしまっています。
まとまりのない文章ですが、アドバイスをいただければ
ありがたいです。
SEN
2016/05/17 14:07
SEN様

はじめまして。

アドバイスできるほど自信はないのですが、今の時点で一番良いというか、これ以外思いつかないというものは、ただ感情を感じてみる習慣を作ることです。これについては既に書きました。

http://67005366.at.webry.info/201011/article_2.html

ここに出てくるマイケル・ブラウンによると、ネガティブな感情は、自分の中にいる子供の自分からの「かまって」というメッセージなのだそうです。この「かまって」に応えるには、その感情を認めてただ感じるしかないそうです。

セドナメソッドで感情を一時的に手放せても、またぶり返してきます。そういう場合、感情を手放すのではなく一緒にいるしかないです。その感情は強まるかもしないし、居続けるかもしれませんが、ただ感情を感じます。感情がそこにいることに許可をだします。

感情はコントロールできないので、コントロールすることをあきらめます。ただ感情と一緒にいます。感情はコントロールできませんが、行動はコントロールできます。たとえば、強い怒りを感じたときは、できるだけ1人になってその怒りを感じきるようにして、人にはぶつけないようにします。ただ感情を感じていれば、いつかは燃料切れになって感情の方が勝手に消えていきます。ただし感情を消そうとしてはうまくいきません。

それと、思考はコントロールできません。不可能です。自分が思考していることに気づいたら、その思考を止めようとせず、ただ観察してみてください。眺めてください。

セドナメソッドを行うのであれば、メリット・デメリット、好き嫌いの方がいいかもしれません。感情の解放はきりがないので難しいように思います。
Yoichi
2016/05/17 23:45
Yoichi様

早急なお返事ありがとうございます。
お答えに時間をさいていただき本当にありがとうございます。

感情と一緒にいるというのはYoichiさんのブログを
何度も見返していたので知っておりましたが
解放のほうが実感があったのでやってみたことはありませんでした。今日通勤中に(車なので)ためしに1度やってみたところ蝋燭の火がだんだん消えるように先細り最後に消えた感覚がありました。ただまた考えるとまだ感情は自分にとって大きい問題に対して行っているので出てきましたが。まだ慣れておらず時間がかかりますがやってみようと思います。ありがとうございます。

利点不都合についてもブログで何度も推奨されていたので
以前同じ問題に対して数日間行いました。
数日間行って幾分軽くなりましたが最後まで同じ答えしか
出てこなかったのですがそれでもいいのでしょうか?
もっと思いがけない答えが自分から出てきたり、フラットになったりするものだと思っていたので。
Yoichiさんは解放より利点不都合などの方法を推奨されておりますがなぜでしょうか?
可能でしたら教えていただけたら嬉しいです。
数日間のみでそれから行っていなかったのでまたやってみたいと思います。

1年以上セドナメソッドを使い効果を感じれなかったのに
使い続けマスターされたYoichiさんの存在は本当に励みになります。

お答えいただきありがとうございました。




SEN
2016/05/18 11:36
SEN様

利点不都合は、同じ答えしかでてこなかったら、そのまま続けてもいいのですが、もう1つのやり方として、その答えについて、利点不都合のエクササイズをやるというのもあります。たとえば、お金があることの利点不都合をやっていて、利点として、幸せになるというのが何度もでてきたら、幸せになることの利点不都合のエクササイズをします。

感情の解放は、どうしてもポジティブな気持ちになろうとして頑張ろうとしてかえってうまくいかないというのが、私の経験でした。そこで、感情の解放はあまり行わず、利点不都合のエクササイズばかりしていました。解放の先生のLarryさんが利点と不都合のエクササイズばかり生徒にやらせていたという事情もあります。

私自身はセドナメソッドをマスターしたわけではなく、限界もわかっていて、最近はほとんど使わなくなりました。最近は、感情をただ感じるのが中心です。どうやったところで、いろいろな感情は起こるので、感情を消し去ろうとするのはやめて、どんな感情が何度起きてきても、その感情と一緒にいることにしました。ただ、言うは易く行うは難しです。けっこうしんどい時もあります。もう何年も同じような状態が続いています。ただ、今のところ他のやり方が見つかりません。もしかしたら、これが到達点なのかもしれません。
Yoichi
2016/05/18 22:52
Yoichiさま

何度も私のアドバイスに貴重なお時間をさいていただき本当に恐れ入ります。

利点不都合ですがそこまで掘り下げてやりつくしてはいなく、教えていただきありがとうございます。
そのような使い方は教えていただけなければきっとそこまでやらなかったと思います。

感情をポジティブに頑張ろうとするとうまくいかず、の点は本当に実感します。多分挫折していたかと思います。

最初にアドバイスをもらいたく、解放している実感があるのに状況も思考も何も変わらく行き詰っていた点ですがYoichiさんにアドバイスいただいたこともあり、あとやはり続けたかったこともあり解放や感情を感じることをやり続けていたのですが、ふと、セドナメソッドをやった効果がどんな結果でもどちらでもいいことを認めるという思考がでてきて認めたところ、1つの重い防具が外れた感じがし、自由になった感覚ができました。今までも変わってほしい欲求は毎度数えれないほど解放していたのですが、多分それの効果もあったのかこの言葉が出てきて楽になりました。ただその時「それも解放したらセドナメソッドやっている意味ないじゃん」「そんないい状態は長く続かない」と制限の感情もでてきて、その感情にも居場所をつくればいいと思えるようになりました。

セドナメソッドの安藤理さんの言葉が載っているサイトにも安藤さんもセドナメソッドは感情を消すことを目的としていない、出てきた感情をただ認め手放せばいいその方法を習慣にするものと言っていました。Yoichiさんがおっしゃてることに似てる気がします。

何年も前から本当によくこのブログにはいろいろ教えていただいて本当に行き詰ったらYoichiさんにアドバイスもらおう!と思っていたので。今回いろいろ教えていただきありがとうございました。
SEN
2016/05/19 11:29

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震災後の心のケアについて 感情と向き合う/BIGLOBEウェブリブログ
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