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<<   作成日時 : 2010/08/24 21:09   >>

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 今日はセドナメソッドについて書く4回目です。「人生を変える一番シンプルな方法」の第6章について思ったことを書きます。第6章では、欲求の解放が取り上げられています。もしかしたら、多くの人々は、感情の解放だけで満足してしまって、ここまで進まないかもしれません。また、ここまでたどり着く前に難しすぎてやめてしまった人もいるかもしれません。しかし、私の理解では、セドナメソッドの真髄と言えるのは、この章から第10章までです。何とか先に進みましょう。

 第6章での主要なメッセージは、

wantイコールlack、つまり、欲求(欲望)は欠乏と同じ

だということです。何かを欲しいと思っているとき、その人は、今この瞬間において、それを持っていないと思っています。人間の思考が現実の世界でそのまま実現するとすれば、この持っていないという思考が現実の世界で実現することになります。たとえば、お金が欲しいと思っていれば、それは、今この瞬間において、お金を持っていないと思っているのと同じで、現実の世界においても、その思考が反映されて、お金を持っていない状況になります。この「欲しい」「持っていない」という思いを手放せば、「持っている」という思いが得られ、それは現実の世界でも実現するということになります。

本に書いてありますが、セドナメソッドでは、3つの主要な欲求を手放すようになっています。その3つの欲求とは以下のとおりです。

承認欲求(wanting approval)=認められたい気持ち(認められていない気持ち)
制御欲求(wanting to control)=思いどおりにしたい気持ち(思いどおりにならない気持ち)
安全欲求(wanting to be safe)=安全でいたい気持ち(安全でない気持ち)

これらの欲求を言葉で説明するのは難しいのですが、制御欲求は動的な感じで、動かしたいというか変えたいという感じがあります。承認欲求は、静的な感じで、「ほしーい」という感じです。安全欲求は「こわーい」という感じで他の2つの欲求に比べて重い感じがあります。以上は私の主観で、人によって違うかもしれません。なお、承認欲求には、他者から認められたい気持ちだけでなく、自分から認められたい気持ちも含まれます。

ネガティブな思考や感情の背後には、これら3つの欲求があり、これらの欲求を手放すことによって、ネガティブな思考や感情を手放すことができるようになります。

3つの欲求の手放し方は、これまでと同じで、「手放せますか」「手放しますか」「いつ」でもできるのですが、通常は、ここから先は、「手放せますか」という質問だけで手放すように勧められています。やり方は137ページに書いてあるのですが、和訳する際に、省略しすぎてわかりにくくなっているので、ちょっと書いておきます。

@ まず今の気持ちを感じます。
A 「その気持ちは、認められたい気持ち(承認欲求)、思いどおりにしたい気持ち(制御欲求)、安全でいたい気持ち(安全欲求)のどれから来ていますか?」と自問します。
B Aの答えについて、たとえば、「認められたい気持ち(承認欲求)」であれば、「認められたい気持ち(承認欲求)を手放せますか?」と自問します。

@〜Bを繰り返します。Aで複数の欲求が出てきた場合には、「どれを先にやりますか?」と自問して、先にやると決めた欲求を手放して、その次に残った欲求を手放します。

C @〜Bをやっているときに、何かを変えたい気持ちが生じたとき、たとえば、行き詰まった気持ちになって、行き詰まった気持ちを変えたくなったら、「変えたい気持ちを手放せますか?」と自問します。

本の138ページを読むと、常に、Cの「変えたい気持ちを手放せますか?」と問う必要があるようにも見えますが、そうではありません。これは原書の省略のし過ぎで、誤解を招くようになっています。基本は@からBです。Cは必要なときだけやります。

「手放せますか?」という問いですが、インストラクターによって、問いの仕方が少し違います。ヘイル・ドゥオスキンは、1度だけ聞きます。ラリー・クレインやジニー・フィッツシモンズは、「手放せますか?」「そして、もっと(and more)」「もっと」「もっと」「もっと」と何回か聞いていました。後者は、1回で全部手放すのではなく、少しづつ手放す感じです。どちらがいいということではなく、自分のやりやすい方でいいのだと思います。ただし、第7章以下では相当な量の解放を行うことになるので、1度だけで手放せた方が第7章以下のエクササイズをより速く行えることになります。

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
はじめまして 拝見させていただきました 本だけでは分からなかった点が理解でき大変に参考になりました


欲求を手放す時、一度の「手放せますか?」 の自問で手放せなかった場合、更に質問を繰り返しますが、その際、最初の感情を感じるステップまで、戻ってやるのか、それとも、その欲求を認めるステップまで戻って自問を繰り返しせばよいのか、疑問に思っていました

SS
2010/09/04 19:32
SSさん

読んでいただき、ありがとうございます。疑問が解消されているといいと思います。
Yoichi
2010/09/06 22:10
Yoichiさん、こんにちは。

反対の欲求の解放について、テキストでは余り触れられていませんが、どういう感じになるのでしょうか?
ツナ缶
2010/11/11 18:05
ツナ缶さん、こんにちは。

私は、セドナメソッドよりもリリーステクニックを実践してきたのですが、リリーステクニックでは反対の欲求は扱わないので、よくわからないのです。

リリーステクニックだと、3つの欲求と分離欲求だけでほとんど対応しています。もっとも、実際に反対の欲求を感じているのであれば、「その欲求を手放せますか?」で試してみたらいいのではないでしょうか。
Yoichi
2010/11/11 21:20
Yoichiさん、ご回答ありがとうございます。

リリーステクニックには、反対の欲求が出てこないんですね。そうしますと、リリーステクニックでは、反対の欲求である制御されたい気持ち、愛したい気持ちや認められたくない気持ち、死にたい気持ち、一体欲求は何欲求に分類されるんですか?よろしければ教えてください。

これが反対の欲求かな?と思ったら解放してみようと思います。
ツナ缶
2010/11/11 22:12
一体欲求は他の4つの欲求と同じように扱われますので、5つの欲求ということになります。

一例ですが、「愛したい気持ち」を感じたときには、それが、制御欲求、承認欲求、安全欲求、分離欲求、一体欲求のどれだろうかと自問すればよく、答えは人それぞれだと思います。私が感じたのは、「愛したい欲求」は、制御欲求(自分をコントロールしたい)と承認欲求(自分からも相手からも認められたい)だというものでしたが、いつもそうだというわけではなく、場面場面で異なってくると思います。

もちろん、これら反対の欲求をそのまま手放してもいいと思います。
Yoichi
2010/11/12 20:15
Yoichiさん、ご回答ありがとう御座いました。

僕は、この想いはこの欲求だと思うのだけど、しかし、何か自信ないなぁという時が良くありまして、リリーステクニックでは、反対の欲求が無いというのが、自分の気持ちを欲求に分類しないといけないと思っていたので、衝撃でした。何か本当に自分が感じるように解放していけば良いのだと楽に考えることが出来ました。ありがとうございます。
ツナ缶
2010/11/13 02:14
大変ためになる情報ありがとうございます。
質問させてください。

感情を手放すことと、感情の根底にある欲求(制御承認安全分離一体欲求)を手放すことに違いがありますか?
たとえば、恐れという感情について考えると、

恐れという感情を手放す(本P219)
恐れの根底にある欲求を手放す(本P225)

の2通りがありますが、効果において両者に違いがあるのでしょうか。
セドナメソッド研究中
2010/11/25 11:32
4つの欲求を手放すと、恐れだけでなく、その欲求に関する他のネガティブな感情も横断的に解放されるので、4つの欲求を手放す方が感情を手放すよりもはるかに効果的だと何度も教わりました。

見ていただくとわかりますが、6つのステップも、感情でなく欲求を手放すように作られています。
Yoichi
2010/11/25 22:18
回答ありがとうございました。
納得できました。
セドナメソッド研究中
2010/11/26 22:30
はじめまして、素晴らしいブログをありがとうございます。
セドナメソッドのことを調べてこちらにたどり着きました。

僕は身体感覚が優勢なのか、だいたいいつも身体感覚を頼りにワークを行っています。
だいたい感情はお腹や胸、思考は頭に感じるのですが、欲求(承認欲求とか)をどこで感じて良いのかわかりません。

Yoichiさんは感情・思考・欲求は身体のそれぞれどこらへんで感じますでしょうか?
てん
2010/12/20 00:09
てんさん

感情も思考も欲求もお腹で感じることが多いです。ただ、体で感じる必要はないと思います。感じていけないということではありません。
Yoichi
2010/12/20 22:47
はじめまして、セドナメソッドを検索していて、辿り着きました。

分かりやすいブログありがとうございます。

よろしければ、教えていただきたいことがあります。

日本の本を読んでやっているんですけど、どうしても消したい不安や、「やってできなかったらどうしよう、大丈夫って信じてやってダメだったらどうしよう」という気持ちを消したくて、色んな手順を試してみたんです。

それで、欲求をどれだけ手放しても消えなかったから、状況や相手を思い通りに変えたい気持ちをリリースしたら、スッと解放がきて、心身が軽くなって、久しぶりのいい気持ちになれたんですけど、それが長く続かず、同じ気持ちがまたぶり返してしまって。。。

ふとした時にすぐに出てきて、今度は変えたい気持ちや抵抗を手放しても消えず、お手上げになってしまいました。

感情と一緒にいようとすると、ふっと逃げてしまって、消えてしまうし、どうしたらいいのか。。。

分かりにくい文章でしたらすみません。

よろしければ教えていただきたいですm(__)m
なちょ
2010/12/27 00:11
すみません。さっきmixiの方にも似たような質問させていただいちゃいましたm(__)m
なちょ
2010/12/27 19:38

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